房耳(ふさみみ)MTNプロジェクト
大城戸織布の定番素材「房耳(ふさみみ)」!
房耳は、生地を生産する上で一緒に生み出されます。
生地と同じ素材でこのフサフサっとした可愛らしい糸を
捨てるのはもったいない!!(MTN)
というところから、
大城戸織布(OKD)の「MTNプロジェクト」改め「房耳普及プロジェクト」は始まりました!
十年以上前からしている取り組みで、今ではSDGsという言葉が使われますが、
当時はもったいない(MTN)という言葉が主流で、
現場にいるからこそ気付けるもったいない精神から始まったエコ活動です!
OKD房耳は、糸の留め部分をしっかりしてフサフサの糸が抜けにくいのが特徴です。
ただ、この糸抜けしづらい仕様にするのは、織機上の工夫が必要で、
すべての織機の房耳工程で施すことは、とても大変なのです💦
なので、
毎日生産される房耳のうち、
廃棄しているものがまだまだたくさんあるのが現状です。
そんな何十年!?いや創業以来の課題に
取り組む活動が昨年から始まりました!
房耳の廃棄ゼロを目指した新たな取り組みです!!
房耳を粉砕して新たなカタチに!!
房耳をワタの状態にし、それを綿糸または紙糸へ再紡績するという取り組みです!
そして、
最終目標は、
その再生糸を用いて「布を創る!」循環型のモノづくり!
糸として使えるように、
さらに付加価値のある素材感にすべく、
まだまだ前途多難な取り組みですが、
実現すべく、少しずつ前進中です!!🔥